ポリカ波板は、軽量で割れにくく、紫外線にも強いことから、屋外のさまざまな場面で使用されています。
本記事では、ポリカ波板の主な使い方や施工に必要な道具、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
📌 ポリカ波板とは?
ポリカ波板とは、ポリカーボネート樹脂でできた波型の板です。軽くて丈夫で、屋外でも長持ちするため、
▶ ポリカーボネート樹脂とは?(前回記事) でも紹介したとおり、建築・DIYに広く使われています。
🏠 主な使い方・設置場所
- ✅ カーポートやサイクルポートの屋根材
- ✅ 庭・ベランダの簡易雨よけ
- ✅ 倉庫・物置の壁や屋根
- ✅ 犬小屋・作業小屋の屋根
- ✅ 雨除け・風除けフェンス代わり
🧰 施工に必要な道具・部材
- 🔩 波板ビスまたはポリカフック(固定用)
- ✂️ ハサミ・カッター・金切りばさみ(カット用)
- 🪛 ドライバーやインパクトドライバー
- 🛠️ ポリカシーラント(つなぎ目・補修用)
- 📏 メジャー・下地木材(施工準備用)
⚠️ 施工時の注意点と失敗防止ポイント
- ・ビスは山の頂点に打つ(雨漏り防止)
- ・穴あけ前に下穴を開けると割れにくい
- ・重ね幅は1山以上、長さ方向は10cm以上が目安
- ・熱膨張を考慮して少しゆとりを持たせる
- ・UV加工面の向きに注意(ラベルが貼ってある方が外)
📝 施工の簡単ステップ
- ① 波板のサイズを測り、必要な長さにカット
- ② 支持木材などに合わせて並べ、重ね幅を調整
- ③ ポリカフックやビスで固定(端から順に)
- ④ つなぎ目や割れにはシーラントで補強
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ポリカ波板は、正しく使えば10年以上耐久する優秀な建材です。
DIY初心者の方でも比較的簡単に施工できるので、ぜひこの機会に挑戦してみてください!